銀行融資を受けるために保証協会の保証余力を残す:
銀行が中小零細企業に銀行融資を検討する際には、信用保証協会の保証余力がどの
程度残っているかを必ず確認します。
銀行はできるかぎりプロパー融資(=自行融資)を行いたくはありません。貸付け
た企業が倒産したときのリスクが非常に高いからです。
信用保証協会付融資だと、仮に融資を行った企業が返済できなくなったとしても、
銀行は信用保証協会から貸付した金額を保証してもらえます(最近は8割程度)
だからこそ、銀行は決算書の評価が悪かったり、リスクが高い企業に対しては信用
保証協会融資を勧めてきます。
だから、銀行融資を受けようと思った場合、まず自社の信用保証協会の保証余力が
どれだけ残っているのかを事前に確認しておくべきです。
信用保証協会の保証が、あとどの程度余力があるかについては、信用保証協会に
直接出向いて伺えば教えてもらえます。(たまに意地悪で教えてもらえないこともあったりしますが・・・)
銀行からスムーズに融資を受けるコツとして、信用保証協会の保証余力をある程度残しておくことは非常に大切です。