銀行融資で絶対に必要な鉄則

銀行からお金を貸してもらうためには、守るべき鉄則がいくつかあります。それらの鉄則を以下に列挙させていただきます。

 

@銀行が融資を出しやすくなる決算書を作成

銀行は、すべての会社を格付けしています。格付けは決算書が大きなウェートを占めます
決算書作成でのポイントは別のページで詳しく記載しておりますので、そちらを
ご覧ください。


A資金使途と返済財源を明確にする

「緊急で資金が必要になったから貸してほしい」とお願いしても、それだけでは銀行はお金を出してくれません。
「何に使うのか?」「返済が可能なのか?」を明確にしなければなりません。
間違っても赤字資金を補填するために貸してほしい旨なんかを伝えてしまうと、一切
貸してくれません(銀行は赤字補填のための融資はしません)

 

B試算表を毎月銀行に提出する

銀行の担当者は、企業の内情が分かるほどその会社に対しての稟議書を書きやすくなります。ということは、企業側から会社の情報を随時伝えるだけで、担当者としてはスピーディーに稟議書を仕上げることもできます。
また、融資が可能なのかどうかの判断も比較的早く付きますので、融資可否の結果も早くわかります。

 

C税金の滞納を避ける

特に政府系金融機関。日本政策金融公庫などは、融資の審査に税金の滞納の有無をチェックします。最近では、銀行も滞納の有無を確認するようになってきておりますので、融資を受ける原則としては、税金の滞納は避けるほうが無難でしょう。

  

D新規の金融機関は紹介してもらう

資金需要が発生し、銀行融資を検討したとしても、自ら銀行窓口に融資の申請をするのは止めましょう。銀行は、基本的に猜疑心の塊です。「メイン銀行に借りればいいのに、わざわざ当行に来る理由は?」「他で断られたからきたんじゃないのか?」などと余計な憶測をされる可能性があります。
ですから、知人や取引先から紹介してもらうようにしてください。

 

E最初は公的金融機関を検討する

初めて融資をうける中小企業は、公的金融機関の活用を検討すべきです。公的金融機関ですので、零細企業や創業したばかりの会社への融資を、民間の銀行よりは比較的積極的におこないます。

 

F消費者金融や商工ローンはなるべく避ける

特に、決算書などに上記金融会社から借入れを行っている事実が判明すれば、まず銀行からの融資は難しいと判断できます。お金に困っているから、利率の高いところからでも引っ張ってきていることが分かりますので、銀行はそんな危険な会社に融資を行ったりはしません。できる限り決算書には載せないようにしてください。

 

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