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2013年4月の全国企業倒産 899件

件数が4月度では22年ぶりの900件割れ　負債総額はカブトデコムが押し上げ

　2013年（平成25年）4月度の全国企業倒産件数（負債額1,000万円以上）は899件、負債総額が6,859億8,700万円だった。
倒産件数は、前年同月比10.4％減で6カ月連続で前年同月を下回った。4月としては、バブル経済崩壊直後の1991年（836件）以来、22年ぶりに900件を割り込む低水準となった。倒産抑制に絶大な効果を発揮した「中小企業金融円滑化法」が3月末に期限切れとなり、その影響が懸念されたが依然として倒産は減少を続けている。
負債総額は、前年同月比199.6％増となり、5カ月ぶりに前年同月を上回った。これは、建築工事のカブトデコム（株）（北海道・負債5,061億円・特別清算）の大型倒産が押し上げ、同社だけで月次負債額の73.7％を占めた。ただし、全体では1億円未満が615件（構成比68.4％）で、約7割が小規模倒産だった。

• 金融円滑化法に基づく貸付条件変更利用後の倒産が単月最多の41件
• 原因別件数：既往シワ寄せ（赤字累積）が10カ月連続で前年同月を上回る
• 負債額別：1000億円以上の大型倒産が9カ月ぶりに発生
• 法的倒産の構成比が過去2番目に高率の84.0％
• 「東日本大震災」が影響した「震災関連」倒産が30件、12カ月連続で前年同月を下回る
• 産業別件数：建設業倒産が14カ月連続で前年同月を下回る
• 業種別件数：宿泊業、道路貨物運送業、飲食業などで倒産増加
• 中小企業倒産（中小企業基本法に基づく）が899件、6カ月連続のマイナス

引用元：�鞄結桴､工リサーチ様のHPより引用
詳しくは→　http://www.tsr-net.co.jp/news/status/monthly/201304.html